今の自分にできるなにかを。
2006年 06月 25日
先日の新聞に、興味深い記事が載っていた。
その記事の主人公である会社経営者のことは、以前から知っていた。
山梨日立建機の雨宮 清氏。
対人地雷除去機の開発を巨額の資金を投げ打って行い、自らその機械を運転して危険きわまる地雷除去実験を行ってきた人物。
記事によれば、彼は初めて商用で訪れたカンボジアの街中で、対人地雷によってひどいケガを負いながらも顔や手から血を流しながら孫と物乞いをしていた老女を見て、それまでの表の顔しか知らなかったこの国が抱える現状に衝撃を受けた結果、日本への帰国フライトの中で
記事の最後で、インタビューをしていた記者が放った
「あなたはなぜ、人のできないことができたのか?」という問いに、彼は逆に記者に
と質問したという。
その記事を読み、頭をハンマーで割られたようだった。
こんなことしかできない、と今まで自分が言ってきたのはまるで言い訳ではないか。。
日々の忙しさにかまかけて薄れつつあった、「あのとき」の感情を思い出していた。
決して現地の困っている人の手に、確実に渡っているかどうかはわからない、一時的に過ぎない支援金を流れ作業的に送ることに一抹の疑問を抱いていたところだった。
いち主婦、いち派遣社員の身では彼のようなことは到底できない。
でもきっとこんな自分にもできることがなにかあるはずだ。
しばらく考えた。
その後、以前関心を持って問い合わせをしたことのある、ある機関を通じていまの自分が背伸びせずに【できること】を実践することにした。
やってみなければ、何も始まらない。
その記事の主人公である会社経営者のことは、以前から知っていた。
山梨日立建機の雨宮 清氏。
対人地雷除去機の開発を巨額の資金を投げ打って行い、自らその機械を運転して危険きわまる地雷除去実験を行ってきた人物。
記事によれば、彼は初めて商用で訪れたカンボジアの街中で、対人地雷によってひどいケガを負いながらも顔や手から血を流しながら孫と物乞いをしていた老女を見て、それまでの表の顔しか知らなかったこの国が抱える現状に衝撃を受けた結果、日本への帰国フライトの中で
【今の自分に、今できることは何か】を必死に考えたという。
記事の最後で、インタビューをしていた記者が放った
「あなたはなぜ、人のできないことができたのか?」という問いに、彼は逆に記者に
「では、あなたは今、何かをしていますか。」
と質問したという。
その記事を読み、頭をハンマーで割られたようだった。
こんなことしかできない、と今まで自分が言ってきたのはまるで言い訳ではないか。。
日々の忙しさにかまかけて薄れつつあった、「あのとき」の感情を思い出していた。
決して現地の困っている人の手に、確実に渡っているかどうかはわからない、一時的に過ぎない支援金を流れ作業的に送ることに一抹の疑問を抱いていたところだった。
いち主婦、いち派遣社員の身では彼のようなことは到底できない。
でもきっとこんな自分にもできることがなにかあるはずだ。
しばらく考えた。
その後、以前関心を持って問い合わせをしたことのある、ある機関を通じていまの自分が背伸びせずに【できること】を実践することにした。
やってみなければ、何も始まらない。
by Sei_Campur
| 2006-06-25 23:15
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